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共に生きる力
今日もみなさんと沢山沢山話しました。 同じものを見ていても、それぞれが紡ぐ物語は違っている。 それぞれの心のフィルターを通して見ているからです。 言葉の概念も人によって微妙に異なるし、言葉以外のものから感じ取ることも多くある。 人はそうした多様な感覚を通して世界を見て自分の価値観をつくり、生きている。 そして、かりそめである各々の真実のうえに 私たちは共に生きていく、いや、いくしかない。 そういう共に生きる力を身につけていけたら、「みんな」で 次のステージへいけるのだろうね。 お浄土にかえるかえるまで、ずっと勉強です。 言うは易し、行うは難し。 でも楽しんで、信じて精進。 益々人生が豊かで面白くなってきました、 と繋がりを前向きに思う日もあれば その同じ日に 忍辱の精神でと思うこともあり あぁ、私はボンブ 無慚愧 #森内優子
YUUKO MORIUCHI
11月24日


フライデー9
奈良テレビ「フライデー9」11/21放送で善照寺の「根上がり松/冨生の松」、蓮如上人直筆の「六字名号」をご紹介頂いております。 余間に掛けていた先祖の絵像にもご興味もって頂き、先祖の歴史も少々お話させて頂きました。 後日TVer(12/2 17:59迄無料配信)で一週間配信されます。「フライデー9」、40分頃からです 精進いたします。 これからも宜しくお願いいたします。 #森内優子 #龍華山善照寺
YUUKO MORIUCHI
11月21日


お寺の夜2
今週から若干、夕食後、夜の時間に余裕ができましたので、ご縁のある方々と夜のお茶会(夜カフェ)もたまにしております。 今夜の話題は、親のこれからの介護のことや、秋冬のアートイベントのお話、プライベートに関する呟きなど、ほのぼのした夜に。 BGMには、jazzを流しておりましたが、私から 「青春時代に何を聴いておられました?」とおたずねし、「松田聖子さんの曲が、私の時代に流れていましたね~」ということで、聖子メドレーを流しながらの会話です。 今夜もまた 「根上がり松を眺めて心内観するお部屋」としてある太鼓楼一階で、ご縁ある方々に寛いで頂きました。 女性の方であれば、今夜のように夜のお時間帯カフェもOKです。 合掌
YUUKO MORIUCHI
11月20日


お寺の夜
お寺で様々な方の人生に触れ、いつも私の方が勉強させていただいております。 今週末は、思いがけないご縁から、夜にお一人暮らしの女性とお宅で食事をご一緒する機会が続きました。持ち運び用のスピーカーを持参し、スマートフォンから素敵な音楽を流してBGMに。お弁当を持参して。 「こんなの、はじめて。嬉しいわ〜。」と喜んでいただき、私にとっても、その方の人生を知る、心温まる良い夜となりました。 また、ある晩は、墓じまいや仏壇じまいのご相談でLINE電話を頂く。(お昼まに、ご連絡時間を頂き、互いに仕事もあり、夜しかないので大抵その時間帯に連絡を取り合う。)それから、遺品整理についてのお話などもありました。こちらも歳上女性ですが、「またゆっくりお話しをしたいですね」と。 次の日、あれこれ、手配をいたしました。 夜は夜で、こうしたお仕事があります。 たまに「何をされているんですか?」と聞かれますが、さまざまなご相談のお電話をいただいております。 仏事、 死別からの人生再スタート、 ご供養…とは また、夕方からでかけるときには、軽く運動をしにいっております。...
YUUKO MORIUCHI
11月9日


仏教伝道として、お寺の活動
最近、「法話体験」「写経体験」「腕輪念珠づくり体験」について、数件のお問い合わせを立て続けに頂いております。 秋の奈良へお越しくださるとのこと。 太子道が西側にある善照寺を見つけてくださって、誠にありがとうございます。 これまで体験のお問い合わせがなかったことや、お寺の都合により二年ほど、お休みを頂いておりましたため、年内の再開には準備が間に合わない状況でございます。 しかしながら、できるだけ早く一般の皆さまに再開できるよう、整えてまいりたいと存じます。 お問い合わせを頂いている皆さまには、再開が決まり次第、改めてご連絡申し上げます。 とりわけ、「仏教のお話を聞いてみたい」とのお声を頂くことは、何よりも嬉しく、ありがたいことでございます。 お寺の本堂は、まさに仏の教えが説かれる場。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。 #善照寺 #龍華山善照寺
YUUKO MORIUCHI
11月7日


成道会のご案内
秋の景色と半鐘 成道会(じょうどうえ)のご案内 ■ 12月6日(土曜日) 14:00~ お釈迦さまがこの世の「真実(この世の道理・縁起の理)」に気づかれた日、悟りを開かれた日、それが🌈成道会(12月8日の暁)🌎です。 お釈迦さま35歳、菩提樹の木の下でこの世の事実に気付かれたのでした。 20年前、私もインド・ブッダガヤーを訪れ、その菩提樹のもとで手を合わせ、三帰依文を唱えてお参りをしました。 あのとき、様々な人種の仏教徒が集っていました。今の言語を越えて、古代のパーリー語である三帰依文「ブッダンサランンガッチャーミー ダンマンサラナンガッチャーミー サンガンサラナンガッチャーミー」をとなえ、みんなの気持ちが繋がり、笑顔でアイコンタクトをしたことを今でも感動的な場面として印象に残っています。 当日は、 🇮🇳お釈迦さまの生涯(約2500年前、北インド・シャーキャ族の王子ゴータマ・シッダールタとして誕生) 🇮🇳そしてその悟りの内容 についてお話しさせていただきます。 ご興味のある方は、どうぞお参りください。 初めての方はメッセ
YUUKO MORIUCHI
11月7日


自然体
子どもたちに、私が和まされた。 それぞれに個性があり、優しさがあって、譲り合いがあって、主張がある。 宗教心がうまく育まれている様子に心緩まる。 みんなとっても元気で素直。 私を見つけた四才男の子。 走ってきて、 「抱っこして!」とせがむ。 抱っこをしながら、女の子たちと手を繋ぐと「お顔、こっち見て」と両手で私の顔を自分のほうに向けてくる。 ほかの子どもたちも「私も抱っこ!」「手つなご!」と引っぱって、 あちこちに連れ回される。 なんだか普段とは違った、 別の角度から 心が明るくなる時間だった。 別れ際に「帰らないでね」なんて言われて なんてかわいいんでしょうね。 素直な感情に心をわしづかみにされる楽しい1日でした。
YUUKO MORIUCHI
11月4日


機の深信
冨生の松 親鸞聖人は、既に救われたお念仏者として、亡くなる直前まで、常に自己内観をされた方でした。それは和讃を読めばよく伝わります。 機(教えを受ける受け手)の深信のお強い方でした。 お念仏を、阿弥陀如来のはたらきであると受け止められて、既に救われていながらも(気づかされていながらも)、煩悩具足の凡夫として、我が心を常に観て、常に行くべき方向(浄土)を確認されているように思います。 #森内優子
YUUKO MORIUCHI
10月31日


報恩講シーズン到来
10月の活動範囲 10月は週末滋賀県のご寺院さまへ法話講師とし出講させて頂きました。 報恩講や住職継職法要のご縁です。 報恩講でのご讃題は、 罪業もとよりかたちなし 妄想顚倒のなせるなり 心性もとより清けれど この世はまことの人ぞなき 釈迦・弥陀の慈悲よりぞ 願作仏心はえしめたる 信心の智慧にいりてこそ 仏恩報ずる身とはなれ (『註釈版聖典』606頁) 「信心の智慧」についてお話させて頂きました。 というのは、 私が受け持つ授業で 生徒から、「仏さまが全ての人をお浄土に生まれさせるということを本気で信じている先生はこわい」 というようなことを言われたことがあり、それについて現代人の感性に合うよう伝え方を工夫する必要があると考えたからです。カルトのように思われても困ります。初めて授業をした日に「素直に思うことを話してみて」と私が伝えたので、思うことを話してくれたのでありがたいことでした。 このような場合には、 浄土真宗のお話では馴染みの少ない「縁起」「無我」「無自性」「空」「無分別智」などについて、話します。仏教学の視点から説明するようにして
YUUKO MORIUCHI
10月29日


善照寺報恩講(10/17)
善照寺の報恩講法要 ご布教は、大阪教区 尭義就先生でした。私の高祖父(第五世住職)と法縁繋がるご寺院さま、昨年住職を継職され、二児のパパです。代々のお付き合い寺であり、また私の母方のはとこ(いとこの子供)でもあります。父の住職継職法要にもおりました。当時は幼稚園生でした。 楽しく和むご法話に、「のせ方が上手い」と、みなさん喜ばれておりました。有り難うございました。 報恩講法要は、戦後毎年10/16 10/17でしたが、コロナ禍より縮小になり、10/17のみとなってしまいました。 なんと言っても、親鸞聖人のご遺徳を讃え、お念仏の教えを今一度聴いていく、浄土真宗で一番大事な法要ですからね。盛り上げたいと思います。
YUUKO MORIUCHI
10月28日


女性の覚悟
大阪から剪定に来ていただいています。 「奈良県から、初の女性総理!おめでとうございます」と、昨日も他府県へ行くと、奈良県民というだけで皆さんからお祝いの言葉をかけていただきます。 本当にうれしいですね。信念ある女性は美しい。 奈良県、パワースポットかも。 今日も様々ご来客ありました。 女性は、忖度せずに行動できる人が多いと思います。(あくまで主観です。友人を見ていても、強い。) 守るべきものが明確であればあるほど、強くなれるのだと感じます。 さて、オールドメディアは今回の出来事をどのように伝えるのでしょう。人を下げるような、わざとマイナスのイメージに誘うような発言がありました。総裁選前は、報道が偏っていたように見えましたけれどね。(と、いいながら、テレビはあまり見ることができない昨今。) 印象操作… というのでしょうか。 候補者のなかには、党員を削除させてたり、内側からステマ疑惑というのか足を引っ張ったり… 卑怯なやり方もあったようです。リーダーとなろうとする者が、まさかの行い。こういう人にはつくづくうんざりします。 麻○さん、まさにファインプ
YUUKO MORIUCHI
10月5日


秋の彼岸会法要(六波羅蜜について)
■ 9/23 14:00~ 亡き方、ご先祖さまをご縁に仏に手を合わせ、「極楽浄土」のお話を聞きます。 彼岸(ひがん)とは、此岸(しがん:私たちのいる世界)に対する言葉であり、お浄土のことを指します。仏が住まわれる仏国土(ぶっこくど)のことで、特に阿弥陀如来のおられる仏国土を...
YUUKO MORIUCHI
9月21日


職人さんがいてくださればこそ成り立つ寺院
気分転換に見た景色 今年はターニングポイントの年と誰かに言われましたが、全くその気配なしですね。何のことだったのだろう。もう半年は優に越えました。 そういえば、 僧侶の法衣を仕立てる職人さんや、植木を育てる植木屋さん(伐採ではなく、剪定される方)、宮大工さんなど、伝統を支え...
YUUKO MORIUCHI
9月18日


自分の感受性くらい
昨晩は、となり町のお寺の坊守マダムと一緒に、夜に初めて開店されたドーナツ屋さんへお連れいただきました。 シナモンドーナツにアイスクリームを添えていただくと、ほっとする甘さに心もゆるみます。ごちそうさまでした。 それでもこの頃、仕事のあとに、運動をしても、学生さんや友人と熱く語り、楽しく過ごしても、なぜか心が晴れないことが続いています。健康で、家も仕事もあるのにどういうことなのでしょうか。友人に再びラインでこぼすと、「50代はそんなものよ」と返ってきました。確かに、何事にも経験値もあって、感動が少しずつ、薄くなっているのかもしれません。感謝が足りない。いけませんね。 あるときから 田中角榮さんの言葉を耳にすると、「ああ、こういう人に会ってみたい」と胸が熱くなりました。人が慕う、大変魅力的なリーダーです。って、あれもAIで作ってる?!しらんけどね。 とはいえ、鳥の声や風の音、ご門徒さんとのやりとりなど、季節や人との交流でお寺での小さな日々の幸せもあります。 夜はエプソムソルトなどの入浴剤の効果をかりてゆっくり温まり、今夜は親鸞聖人の話ではなく、You
YUUKO MORIUCHI
9月14日


出会いを照らす秋の月
早朝は諸事情により、いつもの最寄り駅ではなく王寺駅から大学へ向かいました。ぎりぎりではありましたが、何とか間に合い、安堵いたしました。 集中講義で出会う学生さんは、それぞれに志を持っておられます。社会参加する仏教を実践している者、真の僧侶を志す者、寺院の未来に危機感を抱き学...
YUUKO MORIUCHI
9月12日


Ai時代
AI動画の一場面。理想的に細い 笑 太鼓楼屋根瓦修繕 AI動画の一場面。ずいぶん理想的に細く創られていました(笑) 境内では現在、太鼓楼の屋根瓦の修繕を進めています。 お寺をこれから100年先も念仏道場として意義ある形をのこせるよう、仏の教えが受け継がれていくよう、それについては死ぬまで精進したいと思います。 皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。ご寄付のことではありません。こちらからは、募ってません。 さて、夜な夜な授業資料を作りながらの休憩時間に、ふと「都会で暮らしていたら…」と思いついた希望を3つほど入力して、AIで動画を作ってみました。車種を指定し忘れたので、出来上がった映像はセダンでしたが(笑)、梅田へ出かけずとも想像を映像化できるだけで、少し気分転換にもなります。 「幸せとは何か」。 短絡的に「天上界」のような幸せを求めることもあります。天上界とは「若さ・お金・名誉」が満たされる世界ですが、仏教を学べばそれが人の欲を満たすだけで、本当の心の安心とは程遠い迷いの世界であることは自ずと分かります。 それでも、つい一瞬の幸せを欲望で満た
YUUKO MORIUCHI
9月10日


あれから22年
先日、同僚の先生から、私が29歳、30歳頃――初めて宗教科の非常勤講師になった年の、中学生の卒業制作の冊子を見せてもらいました。懐かしい気持ちでいっぱいに。 若い 笑 戻りたい この反応こそ煩悩です。 色も白い… (草取りやら日々の掃除で、今はすっかり日焼けしてしまいましたからね。仕方ないか…笑) その中で「授業は面白い。宗教を教えだしたら止まらない」と書かれていたことが、やはり一番うれしいです。熱かった。今も同じですが。 #森内優子
YUUKO MORIUCHI
9月10日


宗教教育について(1)
授業資料 聖徳太子の教育が遺した遺産について。 和の精神と人間教育 —十七条憲法— 604年に制定された「十七条憲法」は、 役人たちの心構え を示した日本初の成文法であり、太子の教育理念が凝縮されているので、今一度のご紹介。 第一条「以和為貴(和を以て貴しと為す)」 ...
YUUKO MORIUCHI
9月7日


映画 『国宝』を観ました
友人に「ぜひ観て」とすすめられた『国宝』。観たのはお盆あけ?? 血なのか、才能なのか。 そこに運も加わる。 この夏は、周囲でも「血筋」について耳にすることが多かった。「血は関係ない」と言われながらも、いざとなれば確かに力を持ち、周囲も妙に納得してしまう。映画の中でも「守...
YUUKO MORIUCHI
8月28日


真の自己肯定感を獲た(信心を獲た)親鸞聖人
編集中~ 秋風を朝夕に感じるようになりました。 友人から、中森明菜さんのディナーショーへがあるとメッセージが入りました。いいね~。 子供の頃は松田聖子さん派でしたが、昨年から、明菜さんのジャズ調の曲が胸に響く、いや染み入るようになっています。どこかのインスタ文字でみた「熟成された優しさ」が、歌声にのっています。 そうそう、以前コロナ禍の頃、玉置浩二さんの歌声を甲子園球場で聴いて、その声、音に魂が揺さぶられたというように感動して涙が出たこともありました。私も彼らのような 魂に響くものをそなえた あぁいう素敵な60代になりたいな。熟成された優しさね そんなことを思いつつ、 来週からはもう9月、夜ごと、授業の準備に追われる日々です。 AIが人間を凌駕する時代、私たちは、AIの使い方を間違えてしまうと、自ら考えることをやめてしまうかもしれませんね。そうなると自己肯定感を失い、何を生きがいにしてよいのか迷う場面も増えていくでしょう。これまでの時代の価値観とは全く異なる世界が開かれていくなか、不安のなか、自信をなくしていく人も増えるかもしれません。だからこそ
YUUKO MORIUCHI
8月28日
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