女性住職のイメージ⋯
- YUUKO MORIUCHI

- 4月12日
- 読了時間: 2分
更新日:4 日前

最近、お参りに伺うと、こんなお話をいただくことがあります。
「うちの孫(小学生の女の子)が、住職になりたいって言うんです」
「この子、スカウトしてもらえるやろか?」
小さなといえるか、小学生ぐらいの女の子たちが、法事の場で見た女性僧侶の姿を、なんとなく将来のお仕事として思い描いているのかもしれません。
そう思うと、なんともありがたく、嬉しい気持ちになります。
でも実は、心の中では少しだけ、いや結構複雑です。
つい本音が出てしまいそうになるんです。
「えらい簡単に言ってくれるな〜。」ご寄付を見込めない昨今、お寺を護る(維持する)って、全く簡単なことじゃない。仏教の勉強をすれば常に仏からかけ離れた自身の心を観て痛むし。自身は仏の救いのなかにあれども、やはりこれがなかなかしんどい。お経を読み、法話をしてるだけじゃないぞ、と。
本山への賦課金支払、古い本堂の維持管理、境内の掃除や草取り、樹木の管理、維持費捻出のこと。
そして、さまざまな時代に向き合い進化すること、ご事情や想いを抱えた方々のご対応。
そして、長くこの役割を続け、私の次の次を担う人にバトンタッチするには覚悟がいる⋯お役目です。
だからこそ、お恥ずかしながら思わずいつもムキになりそうになる自分もいる。
けれど同時に、
この子たちの「ちょっとした憧れ」を、私が消してしまってはいけないとも思うのです。
だから少し言い方は変えて、
「大変よ〜。よかったらお手伝いしてみる?」
…たいてい、来てはくれませんが(笑)
それでも、こども心に芽生えた“思い”は、きっと大切な仏縁。
その種を、そっと見守り、育てるものでありたいなと思っています。
興味をもってくれて
有難うね。
いつか本気の人物が現れますように。
いや、育てないとだな。




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