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職人さんがいてくださればこそ成り立つ寺院
気分転換に見た景色 今年はターニングポイントの年と誰かに言われましたが、全くその気配なしですね。何のことだったのだろう。もう半年は優に越えました。 そういえば、 僧侶の法衣を仕立てる職人さんや、植木を育てる植木屋さん(伐採ではなく、剪定される方)、宮大工さんなど、伝統を支え...
YUUKO MORIUCHI
2025年9月18日


自分の感受性くらい
昨晩は、となり町のお寺の坊守マダムと一緒に、夜に初めて開店されたドーナツ屋さんへお連れいただきました。 シナモンドーナツにアイスクリームを添えていただくと、ほっとする甘さに心もゆるみます。ごちそうさまでした。 それでもこの頃、仕事のあとに、運動をしても、学生さんや友人と熱く語り、楽しく過ごしても、なぜか心が晴れないことが続いています。健康で、家も仕事もあるのにどういうことなのでしょうか。友人に再びラインでこぼすと、「50代はそんなものよ」と返ってきました。確かに、何事にも経験値もあって、感動が少しずつ、薄くなっているのかもしれません。感謝が足りない。いけませんね。 あるときから 田中角榮さんの言葉を耳にすると、「ああ、こういう人に会ってみたい」と胸が熱くなりました。人が慕う、大変魅力的なリーダーです。って、あれもAIで作ってる?!しらんけどね。 とはいえ、鳥の声や風の音、ご門徒さんとのやりとりなど、季節や人との交流でお寺での小さな日々の幸せもあります。 夜はエプソムソルトなどの入浴剤の効果をかりてゆっくり温まり、今夜は親鸞聖人の話ではなく、You
YUUKO MORIUCHI
2025年9月14日


出会いを照らす秋の月
早朝は諸事情により、いつもの最寄り駅ではなく王寺駅から大学へ向かいました。ぎりぎりではありましたが、何とか間に合い、安堵いたしました。 集中講義で出会う学生さんは、それぞれに志を持っておられます。社会参加する仏教を実践している者、真の僧侶を志す者、寺院の未来に危機感を抱き学...
YUUKO MORIUCHI
2025年9月12日


Ai時代
AI動画の一場面。理想的に細い 笑 太鼓楼屋根瓦修繕 AI動画の一場面。ずいぶん理想的に細く創られていました(笑) 境内では現在、太鼓楼の屋根瓦の修繕を進めています。 お寺をこれから100年先も念仏道場として意義ある形をのこせるよう、仏の教えが受け継がれていくよう、それについては死ぬまで精進したいと思います。 皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。ご寄付のことではありません。こちらからは、募ってません。 さて、夜な夜な授業資料を作りながらの休憩時間に、ふと「都会で暮らしていたら…」と思いついた希望を3つほど入力して、AIで動画を作ってみました。車種を指定し忘れたので、出来上がった映像はセダンでしたが(笑)、梅田へ出かけずとも想像を映像化できるだけで、少し気分転換にもなります。 「幸せとは何か」。 短絡的に「天上界」のような幸せを求めることもあります。天上界とは「若さ・お金・名誉」が満たされる世界ですが、仏教を学べばそれが人の欲を満たすだけで、本当の心の安心とは程遠い迷いの世界であることは自ずと分かります。 それでも、つい一瞬の幸せを欲望で満た
YUUKO MORIUCHI
2025年9月10日


あれから22年
先日、同僚の先生から、私が29歳、30歳頃――初めて宗教科の非常勤講師になった年の、中学生の卒業制作の冊子を見せてもらいました。懐かしい気持ちでいっぱいに。 若い 笑 戻りたい この反応こそ煩悩です。 色も白い… (草取りやら日々の掃除で、今はすっかり日焼けしてしまいましたからね。仕方ないか…笑) その中で「授業は面白い。宗教を教えだしたら止まらない」と書かれていたことが、やはり一番うれしいです。熱かった。今も同じですが。 #森内優子
YUUKO MORIUCHI
2025年9月10日


宗教教育について(1)
授業資料 聖徳太子の教育が遺した遺産について。 和の精神と人間教育 —十七条憲法— 604年に制定された「十七条憲法」は、 役人たちの心構え を示した日本初の成文法であり、太子の教育理念が凝縮されているので、今一度のご紹介。 第一条「以和為貴(和を以て貴しと為す)」 これは、単なる馴れ合いや同調を意味するものではない。続く文で 「さからうことなきを宗とせよ」 としながらも、 下の者が意見を持ち、上の者がそれを受け入れる議論の重要性を説いている。 仏教の「縁起」思想(すべてのものは相互に関わり合って存在するという考え)を背景に、個々の違いを認めつつ、 対話を通じて調和的な共同体 を形成することを目指す、 高度な人間教育 の理想を示している。 第二条「篤敬三宝(篤く三宝を敬へ)」 国家の指導理念として、仏教の核心である三宝(仏・法・僧)への帰依を明確に掲げた。これは、 人々の精神的支柱を確立し、道徳教育の根幹に据えることを意味する。 仏 (Buddha) : 悟りを開いた者。理想的な人格の象徴。 法 (Dharma) : 仏の説いた教え・真理。普
YUUKO MORIUCHI
2025年9月7日


映画 『国宝』を観ました
友人に「ぜひ観て」とすすめられた『国宝』。観たのはお盆あけ?? 血なのか、才能なのか。 そこに運も加わる。 この夏は、周囲でも「血筋」について耳にすることが多かった。「血は関係ない」と言われながらも、いざとなれば確かに力を持ち、周囲も妙に納得してしまう。映画の中でも「守...
YUUKO MORIUCHI
2025年8月28日


真の自己肯定感を獲た(信心を獲た)親鸞聖人
編集中~ 秋風を朝夕に感じるようになりました。 友人から、中森明菜さんのディナーショーへがあるとメッセージが入りました。いいね~。 子供の頃は松田聖子さん派でしたが、昨年から、明菜さんのジャズ調の曲が胸に響く、いや染み入るようになっています。どこかのインスタ文字でみた「熟成された優しさ」が、歌声にのっています。 そうそう、以前コロナ禍の頃、玉置浩二さんの歌声を甲子園球場で聴いて、その声、音に魂が揺さぶられたというように感動して涙が出たこともありました。私も彼らのような 魂に響くものをそなえた あぁいう素敵な60代になりたいな。熟成された優しさね そんなことを思いつつ、 来週からはもう9月、夜ごと、授業の準備に追われる日々です。 AIが人間を凌駕する時代、私たちは、AIの使い方を間違えてしまうと、自ら考えることをやめてしまうかもしれませんね。そうなると自己肯定感を失い、何を生きがいにしてよいのか迷う場面も増えていくでしょう。これまでの時代の価値観とは全く異なる世界が開かれていくなか、不安のなか、自信をなくしていく人も増えるかもしれません。だからこそ
YUUKO MORIUCHI
2025年8月28日


8/15 80年目の戦没者追悼法要と盂蘭盆会と根上り松のライトアップ
盂蘭盆会 お内陣 皆さま、盂蘭盆会へようこそお参りくださいました。 今年は多くの方々にご参拝いただき、誠にありがとうございました。今回は新メンバーとして、若手ご門徒さまにもお手伝いをいただきました。心より感謝申し上げます。...
YUUKO MORIUCHI
2025年8月20日


8/15 盂蘭盆会 ライトアップの ご案内
ライトアップ 時間変更いたしました。 ■盂蘭盆会(歓喜会)並びに戦没者追悼法要 8月15日 17:30〜18:30過ぎ位 ■夜の善照寺拝観 8月15日 19:30〜21:00 夏の夜、お散歩に、夕涼みに本堂にお参りいただけます。この日は「根上がり松」もライトアップいたし...
YUUKO MORIUCHI
2025年7月29日


蝉
根上がり松「冨生の松」 今朝は、雉鳩(きじばと)がよく鳴いていました。 「ホロッホー」と、繰り返し響いていました。 そういえば、今年は蝉の声をまだ聞いていない気がします。 急に暑くなったせいでしょうか。 何が普通で、何が常識なのか。 何が善で、何が悪なのか。...
YUUKO MORIUCHI
2025年7月10日


新たな芽吹きと、ありがとうの伐採
少々早いですが、お盆を前に、境内の樹木の手入れを行いました。 父の代から信頼のおけるYさんにお越しいただきました。 私が物心ついた頃にはすでにあった銀杏の木は、これまで落雷にも遭いながら、雨風から太鼓楼を守ってくれていました。...
YUUKO MORIUCHI
2025年7月5日


終わりなき営みのなかで
時間の感覚がおかしくなっているのか、まだ七月が始まったばかりだというのに、もうお盆のことを意識していた。おそらく、お盆に関するご連絡が続いたからだろう。 先週、期末試験が終わったので、成績を提出すれば夏休みかと思い込んでいたが、授業はまだまだ続いていた。予定表の確認を怠って...
YUUKO MORIUCHI
2025年7月5日


紫陽花日和(ご案内)
夕暮れ 6月14日・15日以降、境内の紫陽花が見頃を迎えそうです。一斉に咲くわけではないので、何とも言えませんが。 太子道を観光される方々も、ちらほらと根上り松をご覧にお越しくださっています。 ■ご案内 ・6月14日(土)14:30~ ・6月15日(日)13:30~...
YUUKO MORIUCHI
2025年6月6日


親鸞聖人的「悪人」とは
西本願寺 唐門 親鸞聖人の悪人観について 簡単にまとめておくと ①悪人( 凡夫)とは 凡夫というふは、無明煩悩われらが身にみちみちて、欲もおほく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおほくひまなくして、臨終の一念にいたるまで、とどまらず、きえず、たえず・・・ 「凡夫」というのは、無明煩悩が身に満ち、欲や怒り、嫉み、妬みの心が絶えず湧き続け、臨終の一念に至るまでそれらから離れられない存在である。 親鸞聖人『一念多念文意』 ② 夏目漱石の『こころ』における悪人 ・・・そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈がありませんよ。 平生はみんな善人なんです、 少なくともみんな普通の人間なんです。 それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。 だから油断が出来ないんです 夏目漱石『こころ』 ③ 親鸞聖人の念仏観から学ぶ「凡夫(=悪人)」について、私の考察… 人間の内にある弱さ(たとえば「恐れ」)は、一つの仏教的な罪。...
YUUKO MORIUCHI
2025年6月6日


宗教心
人間とは、動物的な本能や欲求という「台木」に、人間性という高次の「芽」を接ぎ木したもの といったのは岡潔(だったとおもいます…)。 この比喩は、単なる生物的存在を超えて、理性や倫理、美意識といった精神的な営みを持つ私たちの在り方をよく表しています。と同時に動物性は捨てられる...
YUUKO MORIUCHI
2025年5月25日


意識の変化
今朝、急に腑におちた。 頭だけで理解して、 腑に落ちないうちは、いくら意識してもできなかったのに、納得したとたんに意識が変わって、自然に「感情を入れずに行動できるように」なった。 心の底から納得するまで、時間がかかるものですね。
YUUKO MORIUCHI
2025年5月15日
母の日
大阪へ法事に向かう。 久しぶりに阪神高速を運転したが、思いのほかスムーズで、久しぶりのドライブは気分も良かった。 車内では坂本龍一さんの曲や、以前選んでおいた音楽をスマホからとばして流しながらのドライブ。母もどこか嬉しそうな表情を浮かべていた。 以前のブログにチラッと書いた...
YUUKO MORIUCHI
2025年5月12日


時間軸を長く
境内 ゆるく、みる はやくみつけて できるだけ遅く動く 忍辱
YUUKO MORIUCHI
2025年5月11日


(続き…)色々
境内のさくらんぼ ①念仏「南無阿弥陀仏」の一つの心、慚愧について。 『涅槃経』には次のように記されています。 二つの白法ありて、能く衆生を救う。一つには慚、二つには愧なり。 慚とは、自ら罪を作らず、愧とは、他を教えて作らせしめず。...
YUUKO MORIUCHI
2025年5月11日
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