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冷たさが心地いい
雪を見ると、心静まります。 まるで、煩悩の火がそっと吹き消され、涅槃寂静の世界が広がるよう。 今日は月参りの途中で、ふと足を止め写真を撮りました。 冬の景色は、澄んだ空気と雪の冷たさが際立ち、特別な美しさを感じさせてくれます。...
YUUKO MORIUCHI
2月24日


田舎の日常と息抜き(2)
クラウンメロン(マスクメロン)と甘平 「息抜き、何かないの?」とたまに聞かれますが、そりゃございます。 また、お寺のブログにもっとお寺の日常のことを書いてほしいとも言われますが、地元のご門徒さんやご縁のある方々のお話を勝手に載せるわけにもいかず……。関わる子供たちやご高齢の...
YUUKO MORIUCHI
2月19日


業と法名
親鸞聖人の銅像、後ろ姿 中森明菜さんの公式チャンネル 奈良に戻ってきてから、お寺で暮らすなかで、様々な人生との出会いから私には別の感性が芽生えてきた気がします。初めて、中森明菜さんの公式チャンネルからその歌声を聞いて、こころに染みいり、ぐっときております。今さらですが。...
YUUKO MORIUCHI
2月18日


おうち葬
先日、「自宅葬」を執り行った。 葬儀社さんへ支払った費用は、想像以上にリーズナブル。 お世話になっている、親切な葬儀社さんにお願いした。 ご高齢のご夫婦で、ずっとお二人で暮らしてこられた配偶者さんが旅立たれた。 近所の方々も気軽にお参りでき、会館での葬儀よりもずっと長くそば...
YUUKO MORIUCHI
2月17日


雨の満月
2025 2月 読経やお勤めをしていると、不思議とお仏壇から何かを感じることがあります。気のせいかな、妄想か……なんて思いながらも、ふと伝わるものがあるのです。 葬儀の場では、さまざまな人たちと出会います。そこには、人生の縮図のような 人間模様 が広がっています。...
YUUKO MORIUCHI
2月11日


人生のタイミング
夜に小腹がすきました… 相性が良い二人でも、人生のタイミングが合うとは限りません。たとえ強く惹かれ合っていたとしても、それぞれが背負うものや抱える問題があって、環境や状況が整っていなければ、人生の道が交わることは難しいものです。...
YUUKO MORIUCHI
2月3日


2025年旧正月~役割を果たす
2025年は、こころの「柔らかさ」を意識し、これまで以上に出来事を面白がって取り組んでいけたらと思います。 ここでいう「面白がる」とは、決して悲しみの場に関することではなく、私自身の人生において前向きな姿勢を指しています。...
YUUKO MORIUCHI
1月30日


別れの辛さを仏縁に
冨生(ふしょう)の松 おはようございます 大変遅くなりましたが、 令和7年もよろしくお願いいたします。 新年も早いもので、一か月が過ぎようとしています。この間、悲しいことに既にいくつかのお別れがありました。死別もあれば、別離もご報告頂きました。...
YUUKO MORIUCHI
1月27日


除夜の鐘撞き
大晦日 除夜の鐘撞き どうぞお参りください。 ■除夜の鐘撞き 大晦日 15:00~17:00 ■除夜会&鐘撞き 大晦日 23:40~ 本堂で読経 ご挨拶 元旦 0:00~0:30 除夜の鐘撞き 当日お寺のお手伝いしてくださる方おられましたらメッセージいただけると嬉しいで...
YUUKO MORIUCHI
2024年12月10日


意識すると現実化
猿沢池 スターバックスにて すっかり忘れていたけれど、友人からある人の名前を聞かされた。その名前を思い出しながら何気なく考えていたところ、偶然にもその方から連絡があった。 久しぶりに少し話をしてみると、前々から欲しかった必要な情報をいただくことができた。まるで機が熟して再び...
YUUKO MORIUCHI
2024年12月5日


『光る君へ』周明のこと
平安時代にあった、刀伊の入冦。昔から他国の海賊が襲ってくることがあって、人が殺され、抵抗しないものは奴隷として連れていかれるという事件はある。 今回のストーリーのなかで、「話したいことがある」と言ったまま、死んでいった周明…。 何が話したかったのだろうか…ね...
YUUKO MORIUCHI
2024年12月2日


個性となる傷
『光る君へ』で紫式部が語っていたけれど、 過去の傷がその人をその人たらしめるのだと。 その傷はきれいに治さずとも、その人の個性になるということでしょうか。 またお念仏を味わうと、 その傷を優しく補い支えるものが、南無阿弥陀仏のこころであることが分かってきます。完全に治さずと...
YUUKO MORIUCHI
2024年12月1日


『光る君へ』源倫子のこと
『光る君へ』が大好きではまっている。毎晩オープニングテーマ曲を聴いて眠るぐらいに。 第45回、 源倫子が悲しかった。 道長は倫子を出世、我が栄華の道具として利用しただけなのだろうか… 権力者は鈍感か 傍にいて最高のサポートがあったからこその地位と名誉だと感謝しないと。...
YUUKO MORIUCHI
2024年12月1日


ご近所さんとお茶
四時頃からご近所の方とお茶をいたしました。五時半にはすっかり暗くなっていました。 当日の急なお誘いでも、私が在宅の日であれば、夕方からお越しいただけます。事前にメッセージをいただけましたら幸いです。 時折、こうしてタイミングが合えば、お話しさせていただいております。気分転換...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月22日


不一致の世界
言葉や物事の受けとり方は人それぞれ違うので、話せば分かると考えていると難しいものがあります。 話さないのが一番のリスク回避と考えてしまうと肝心なことには触れられないし、現状は変わらない。 仏教の「忍辱」である堪え忍ぶこと、人の迷惑を許すこと、優しさ(寛容さ)は、人が共存して...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月20日


直感 ~慚愧のこころ~
女性の勘は鋭いといいますがどうなのでしょうか。 人によるでしょうか、思い込みでしょうか。 第一印象は当たるのかどうかとか。 私は自分にとっての「正解」としてなら当たるように思います。第一印象でピンときた人とは、大抵良い意味で長いお付き合いになっています。その人から新たなご縁...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月16日


女友達
学生時代や講師時代の友人たちは同い年で、関西で暮らし、似たような青春時代を過ごしてきたこともあり、感覚的に分かり合えることが多い。 例えば、小学生の頃に「ルパン三世」のテレビアニメが好きだったり、中学時代に杉山清貴さんの曲が流行り、大人の世界に漠然と憧れたりしたこと。高1の...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月16日


その立場に立って初めて分かること
こちらの写真は、以前友人といった「吉田山荘 カフェ真古館」での。 この一週間は、私が人に行ったことを、別の人から同じようにされるということを繰り返している気がします。相手の嫌がることをしたという話ではないのですよ。ただ、自分が受け身の立場に立ってみると、「こういう感じか」と...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月9日


縁起に生きる 〰️阿弥陀如来の慈悲のなかで〰️
今日のお朝事は、なんとも清々しい気分でございました。 様々なご縁にふれ、日々私という人間を勉強させていただく。 無我(ゼロ)なる私が縁起として、「仮」に今存在していることを何度も確認しつつも、たとえゼロであっても我執からは、この世を去る日までのがれられない煩悩具足の凡夫です...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月1日


占い、厄年はあるのか?すべては心次第?
親鸞聖人が、仏教の「縁起の道理」.からいえば、占いや祈祷、厄年を否定されているところから、浄土真宗育ちの私は家族もそうであるように厄年などは特に調べたこともなく、別段気にもならず。 結果、その年に事故も病気もなく、静かに過ぎていきました。 そして、...
YUUKO MORIUCHI
2024年11月1日
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