私は煩悩だらけですよ、と、あちらこちらへ聴聞に熱心で、ご自身を厳しくみつめておられる方。
また、「罪滅ぼし」に、と言って、快く手伝ってくださる方。いつも、協力してくださる時に、
謙虚に、冗談めかして、そう言われているだけなのですが。
仏教でいうところの罪はまず
「十悪」に代表されます。
一、殺生 生き物の命を奪うこと
一、偸盗 人の物を盗むこと
一、邪婬
一、妄語 嘘をつくこと
一、両舌 仲たがいをさせる言葉
一、悪口 人を傷つける言葉、
わるぐち
一、綺語 誠実ではない言葉。
おべんちゃら
一、貪欲 欲深いこと
一、瞋恚 いかりの心
一、愚痴 この世の真理
縁起、因果の道理がわからないこと
罪の意識、
その前に罪とは何かを学ぶチャンスが、あったかどうかですが…
「殺生」からして、誰しもおかしておりますからね。毎日「命」をおいしいおいしいと頂いて、私の命を保っております。
「罪滅ぼし」、昔の人はよく使ったこの言葉、なんとなく、これこそ、いまを生きる我々の「ヒント」、「キーワード」です。
煩悩具足と信知して
本願力に乗ずれば
すなはち穢身すてはてて
法性常楽証(ほっしょうじょうらくしょう)せしむ
煩悩ですか。それはあっていいじゃないですか。
儲けないと商人やおまへん!と、その社長さんに。
ただ、その儲けた分のお裾分け、是非とも社会に還元、お寺へ寄付してくださいね、と。
人作り、真宗の仏教教育の場のため、お寺を維持していきたいのです。人の思考、心が世の中を作ります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
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