国の重要文化財中家住宅の類焼火災には心よりお見舞を申し上げます。
我々も江戸時代の建物を護る立場、さぞ無念でいらっしゃることと、お察しいたします。
年々、日本人が日本の伝統文化を守る意識、薄れてきているのでしょうか…
普通に暮らしていると、意識はしないかもしれませんが、日本人のアイデンティティ、軸となるものは日本の風景のなか、伝統の中にこそ育まれ、それがわたしの魂のひとつの支えとなっている。それを大切にできないこと、安易に壊していくというのは、私を支える大きな柱を一つ、最初から捨てているようなものなのです。
大袈裟ではないのです。
意識して、日本人が育つ景色、環境に目を向けて頂きたいところです
悲しいことに
たまに、この時期、刈った草を集めたその付近に、たばこの吸殻を見つけることもあります…
旧いものを遺す、護っていくことは、本当に本当に大変なことです。
昔の匠の技術は高く、今それを引き継ぐ人は年々減っているからこそ、益々慎重になって守っています
一瞬で壊されたらば、
どんなに悲しいことか
と
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