この根上がり松に敬意をはらい、数年前からわたしは「松殿」と呼んでいます。
日本ミツバチが松の股の部分に巣を作り、暖かい日などはブンブンと大勢で活動しています。境内のお花の蜜を集めに出かけているのでしょう。
この松の脚の部分はすべて元は「根」でした。直根は無くて、それともわざと切って周りの根が脚の太腿のように太くなるよう芸術的に作られた形なのでしょうか。根の部分の土を掻き出して、根を地上に見せるよう作られたと思われます。
どうなってこの形なのか。
それにしてもどなたかがおっしゃいましたが、奇妙で美しい形です。唯一無二。
梅雨時期の松殿は、紫陽花たちに彩られ、雨に濡れた姿で、一段と男前に写ります。
それにしても、松殿の維持管理は、大変です。
Comments